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職場のリーダーに求められる統率力の向上(5)

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「職場リーダーに求められる統率力の向上」の5回目です。この内容は、職場のリーダーが如何に組織を管理し、職場の生産性や統率力を上げるか、また現場における情報伝達を効率的に行うかについて、述べたものです。

リーダーが職場で実績をあげるために必要な大切な要因に、「組織の使命を作る」ことがあげられます。会社の経営理念に基づく、各職場の役割や使命を明確にしていくことが職場の組織力を高めるのに大きな効果を表します。
部下の力を一つにまとめ、職場としての総合力を高めるためには必須と言える項目です。

また、リーダーの役割には、①リーダーシップの発揮と②マネジメントの二つがあります。

「リーダーシップ」とは何を目的に仕事をするかを明確にすることです。例えば、今期は不良の削減が会社の方針としてだされたのであれば、自部門においては、「傷不良の50%削減」などのように今期の優先の仕事をはっきりさせます。



次に、その目的をどのように効果的達成するかを計画を作り、実行する事が「マネジメント」となります。
 更に、上記の二つを着実に実行するには、時間管理が大変重要となります。それが時間管理のマトリックスです。

 時間管理のマトリックスは、緊急事項と重要事項の4つの領域にわかれます。すなわち、第一が「緊急で重要なこと」です。この仕事が多い人は、いつも緊急な問題対策に追われ、ストレスがたまります。忙しいリーダーに多いタイプです。

 第二に「緊急ではないが、重要なこと」ですが、これは将来的な計画立案、業務改善、教育、仕事の標準化など本来の大切な仕事を行うことです。



第三は「緊急ではあるが重要ではないこと」です。例えば上司から重要でない会議に呼ばれて出席するとか、電話にでたら営業マンの売り込みで電話であったなどです。

 第四は「緊急でも重要でもないこと」です。毎日実施しているが、意味のない以前からやっている仕事などが入ります。ムダかどうかの判断をしないで単純作業として行っている全ての仕事が含まれます。



更に、職場の業績を上げるには、リーダーやメンバーが個人的に頑張るだけでは、実績がでません。やはりチームワークを高めることが重要となります。

そのためには、「相互協力」の考え方を全員に周知することが重要となります。チーム間の人間関係を良好に構築して、チームワーク力で2+2が4でなく5以上にすることです。

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