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大河ドラマで考える、「会社と従業員」

今日は、いつもと違った目線から記事を書きます。

今年のNHK大河ドラマは、渋沢栄一が主人公の「青天を衝け(つけ)」です。何気に水戸も舞台になっているので、ご覧になっている人はいるかもしれません。

 では、来年は何のドラマかご存じでしょうか?

答えは「鎌倉殿の13」で、主役を演じるのは小栗旬とのことで今から楽しみです。そして、脚本は三谷幸喜です。

 先日、亡くなった田村正和が主演した「古畑任三郎」の脚本を書いた人と言えば、ご存じなのではないでしょうか?また、大河ドラマの脚本も書いており、新選組!真田丸の脚本を書いたといえば、「ああ、あの人か!」と思う人もいるかもしれません。

 その三谷幸喜が脚本となる、「鎌倉殿の13人」の時代は鎌倉時代です。「いい国(1192)作ろう 鎌倉幕府」で有名な鎌倉時代です。最近は「いい箱(1185)作ろう 鎌倉幕府」らしいとのこと。

 この鎌倉幕府、有名な主従関係を表したものがあります。それは、「ご恩と奉公」です。

主人である将軍が、部下である御家人の領地を保障する代わりに、御家人は将軍に何かあったら真っ先に「いざ鎌倉」との合い言葉で駆けつけたり、進んで仕事を引き受ける関係です。

 

「一所懸命(一生懸命)」の言葉の由来です。

この関係を鎌倉時代から現代に置き換えてみましょう。

どうでしょうか?少し、現代っぽくなりましたでしょうか?

※ちなみに、いろんなところで言われる話ですが、従業員は「ご恩による、会社への感謝」の量が、「会社へ奉公したい気持ち」の量以上にならないと、本当の意味でのモチベーションアップにつながらないと言われています。

では会社は、従業員に何を「ご恩」として与えることができるでしょうか?

会社が物心両面から出来るご恩として、以下のような例が考えられます

l  賃金・賞与の見直し:賃金を高くする選択もありますが、従業員自身の賃金・賞与が成り立つ仕組みをオープンにすることで、従業員が会社に信頼関係を築くことができます。

l  人事評価:会社が求める人材像を、評価制度を通して従業員に確認させることで、従業員にとって仕事の判断の区別がしやすくなります。

l  目標管理制度:半年~1年間後の将来像と、自分はこれから何をすべきなのかを自覚することによって、従業員の成長を促します。

l  能力開発:能力開発を通して、「出来なかったものが出来るようになった」感覚を従業員が感じさせることは、一番効率的な「ご恩」になります。

l  コミュニケーション一番すぐ出来て、金銭など物理的なものを準備する必要がない「ご恩」です。労いと感謝の言葉を日常からかけていくだけでも違ってまいります。

「ご恩と奉公」は約900年前にあった考え方ですが、人と人とが関わる組織の考え方、本質は変わらないような気がします。

経営戦略上、どのようにご恩を与えられるか検討してみましょう。

株式会社マネジメントセンター

主任コンサルタント:小山 邦広

(登場人物は、敬称略にしております)

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