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オリンピックと表彰制度

オリンピックはメダル以外にも○○と○○を選手に与えている

(1)メダル以外に選手がもらうもの

この原稿を書いている現在、オリンピック開催中です。メダルラッシュになっていますね。個人的には陸上競技の男子4×100mリレーが楽しみです。
オリンピックでは3位までメダルがもらえますが、実は賞状ももらえます。オリンピック憲章によると、8位まで賞状がもらえます(ここまでを入賞としています)。

ちなみにこの賞状は、茨城県大子町で育てた大子那須楮(こうぞ)を素材にして岐阜県の美濃の職人さんが作ったものです。オリンピックは世界中が注目するイベントなので、メダルでなくとも何か形にしたものをもらうだけでも選手の感激は違います。

(2)会社がメダルや賞状以外に与えることができるものとは?

さて、みなさんの会社・法人ではメダルや賞状のように労うものを従業員さんに出してますでしょうか。いろいろな方法がありますが、生産性を高めるためにも誰かを労う仕組みを整えることは重要な政策です。

弊社の場合を申しますと、表彰は年1回全社で行っています。表彰する対象者の自薦他薦は問いませんが、自分たちの部門以外にも、他の部門も表彰することを推奨しています。表彰単位は部門全体と個人とで分けており、表彰された部門・個人に賞状と賞金を出しております。
また、仕事の表彰の他にも一定の勤続年数を務めた方も対象としております。
さらに毎月、業務改善の提案・実践した方に対しても表彰しております。

この制度の良さですが、相手の良いところを見つけようとする考えが出てくることです。表彰は、相手の悪いところやケチつける習慣だと発想がでません。そうなると、相手の頑張ったところや、良いところを探そうとするように考えるようになります。この思考パターンが生産性に結び付くのです。

(3)生産性向上のために会社ができることは、「労う」こと

生産性向上に必要とされる要素には、従業員が生産性向上に向きあえる思考パターンになっていることです。そのために以下の①~⑤の段階を踏むことが重要です。
①現状を踏まえさせる
②改善できる考え方を提案する
③提案内容を現場で受け入れさせる
④実行しようとする雰囲気を作らせる
⑤改善案の効果を確認する

この5段階について、②~④がネックになることが多く見かけられます。
誰も改善案を言えない、改善案をやろうとしない問題にあたることが多いようです。このことを克服するためには、まずは成功体験を身に着けさせることが重要です。

しかし、この成功体験は結果についての成功体験でなくても良いのです。改善できなくても果敢にチャレンジしたことや、現状の良くないことを取り上げるだけでも構いません。それらを取り組んだこと、考えてくれたことを会社・法人側が労っていたのかが重要なのです。
行動に移すためにはやったことを労わないと、次回も取り組もうと思いません。「それは仕事のうちだ」とマネジメントする側が思ってしまうと、従業員は繰り返しチャレンジしようと思わなくなります。

マネジメントする側は、業務の目的を達成することにあります。従業員に労って目標を達成させることもマネジメントのうちと考えて検討してみましょう。

株式会社マネジメントセンター
主任コンサルタント:小山 邦広

 

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