仕事が飛躍的に向上するコミュニケーション⑤

ビジネス上の重要テーマであるコミュニケーションについて、解説をしていきたいと思います。　今回は、人に好感をもたれる６法則の続きです。人との信頼関係の構築が大変重要な要素です。従って、どのようにすれば相手から「いい人だと」と好感を持ってもらえるのかを考えます。前回まで「誠実」「笑顔」「名前」「聞き手」を説明しました。今回はその続きです。

話しをするときに、どうしても自分の話したいことを先に話そうする傾向が誰にでもあります。特に誰かにお願いをしようとする時は、急いで自分の希望を伝えたいという気持ちが先立ってしまいます。
しかし、そうではなく相手が何に関心があるかを見つけて、その話しから先に話す方がはるかに有益な方法です。その後であなたのしたい話しをすれば、相手は聞いてくれます。

次に大切なことは、相手の良いところを見つけて、そこを心からほめることです。我々はどうしても、相手の短所が目につくため短所を注意しようと一生懸命になります。しかし、それでは、あまり相手に対する効果は期待できません。聞く方はうれしくないので、話しを聞く体勢にならないからです。
そこで、最初に相手の長所をよく観察してほめることで相手に重要感を持たせます。