<茨城発 元気な中小企業紹介! >株式会社アルファジャパン様

ISOの取得で、社内の生産性向上が実現!

㈱マネジメントセンター 渡邉孝行

1.ISOへの取組開始っ!

水戸市酒門町にあるプラスチック製造業「株式会社アルファジャパン」では、2018年年明けと同時に「ISO9001:2015年版」の取得に向けて、活動を開始しました。

「年内にISOを取得する」との目標を掲げたものの、経験者は数人という不安の中でのスタートになりました。

【株式会社アルファジャパン 会社概要】
茨城県水戸市酒門町4343-3
代表取締役社長 園田 東
管理責任者 専務取締役 園田 久也
【事業内容】
熱硬化性射出成形
熱可塑性射出成形
自動端子圧入(各種トランスボビン)
自動化機械設計・製作

 

 

 

製造業には珍しく、営業部門の主導でISO取得の取り組みを開始しました。ISO取得に至る動機は、お客様からの取得要請が多かったことが決め手となりました。

関連会社である中国工場では、既に2008年にISO9001を取得しており、国内工場でも同様の体制強化を求められていました。

 

株式会社アルファジャパンの主力製品は、様々なものがありますが、今は車載用機器のプラスチック部品が好調との事です。そのため、お客様は大手自動車メーカーにたどり着く製品が多くなっています。

 

取り組み開始時は、工場内のあらゆるものを管理しなければならないとの思い込みで、皆大変な事が始まったとの認識が大半を占めていました。

従業員十数名の工場で、実際に生産現場からは管理者の2名、営業担当幹部の2名、それに管理責任者の専務と事務1名の6名が主体となって、取り組みは始まりました。

 

2.ひぇ~!ISOの文書作りーーっ!

今までは具体的な作業要領をまとめたものや、QC工程表などの管理書類は一部存在していましたが、本格的に仕事の内容を整備したり、自分たちが使っている機械や金型・測定機器の管理を行うことは、全て初めてのことだったのです。

 

設備はメンテナンスも含めた管理方法の検討、金型の置き場所管理、測定機器の管理と校正記録など、ひとつひとつ各担当者が整備を行いました。毎回のISOコンサルティングでは、それぞれの資料が常に充実して行くのがわかり、現場のやる気が高まっているのが分かりました。

 

これらの管理を実施する中で、今まで頭の中で考えていたことや、一部の人だけが分かっていたことが「見える化」され、現場の効率アップやミス・不良の減少に具体的につながって行きました。

 

3.全力で社内コミュニケーション!

いよいよ審査の時期が迫ってきた頃には、内部監査も頻繁に行われ、製造現場の社員の皆さんとのコミュニケーションが活発に取られるようになりました。

営業担当幹部が中心となり、製造現場や検査業務などでのルール確認、実施記録チェックが行われ、ようやく慣れてきたISO用語の連発で社内の標準化を進めて行きました。

 

9月上旬に二次審査を受け、無事に認証取得となりました。

開始から丁度9ヶ月目で、認証書の受け取りをすることが出来ました。

 

今回の企業様では、ISO9001の管理を充実させ、自分達が使いこなすことを第一に考え、その先のIATF16949(自動車業界のセクター規格)に近づける管理体制を目指しています。

 

 

 

左から営業:酒匂常務、管理責任者:園田専務、製造:久保田部長、営業:山田部長、製造:皆川課長、事務:小池さん